根菜の日常と非日常

根菜(特に大根)好きな管理人が、田舎に移住して出会う日常と非日常を綴る

年末も近いので年越し用に素麺を食べ比べてみた①(準備買い出し編)

皆さん、こんにちは。

 

今年も残すところあとわずかですね。

年末に向けて、慌ただしくお過ごしかと思います。

 

歳をとると、本当に一年が音速で駆け抜けていきます。

しかし、じゃあ一年前の年末の記憶と言えば?と聞かれると全く思い出せないのも、これまた歳をとったなと感じる次第であります。

 

さてさて、年末は皆さん何を召し上がりますか?

こう聞かれると、たいていの人は

 

「そば」

 

とお答えになると思います。

伝統と文化の年越しそば。

 

僕も実家では年越しそばを食べていました。

しかし、僕は温かいおそばが苦手なのでいつもざるそばにしてもらっていました。

ざるそばってなんであんなに美味しいんでしょう。

 

ざるそばが好きすぎて、

長野へ旅行に行ったこともあるぐらいざるそばが好きです。

 

ちなみに、超有名店ですが僕のおすすめは

うずら家 – 信州戸隠山御門前 蕎麦処うずら家

うずら家さんのざるそばと天ぷら。

至高、まさに究極。

美味すぎる。が、死ぬほど混む。神社と山があるが、目的がかなり絞られたものになるので行程注意。

一日つぶれる覚悟を持って行くべし。

 

そばに代わる新しい年越し麺の提唱

僕が移住した土地は、さまざまな麺類たちが勢力争いを繰り広げている。

ラーメン・ちゃんぽん・うどん

まさに群雄割拠の三国志

しかし、この勢力図に負けず劣らずの麺がいる。

 

それは、

素麺(ソーメン)

 

正直、こちらに来るまでは素麺なんてほとんど食べたことはなかったし、

それこそ、

素麺=揖保乃糸

の図式が強力すぎて、あまり興味が惹かれなかった。

 

ところが、ある地域は違う。

なんと、素麺の味へこだわりにこだわった結果、

製麺所単位で自分のお気に入りを見つけているのだ。

My製麺所。すごいパワーフレーズ。

 

いや、わかる。

ラーメンのブログなんかを見ていると

『ここは〇〇製麺所の加水縮れ麺を…』なんていう言葉がよく出てくるから。

 

しかし、僕は言いたい。

素麺だよ?と。

揖保乃糸じゃダメなの?と。

そして・・・

 

本当に味の違いなんてあるの?

 

禁断の一言。

全てを敵に回す言葉。まさに四面楚歌状態。

このままでは生き延びることは不可能…。

 

 

だから買ってみました。

有名製麺所の素麺たちを…!!!

 

群雄割拠の素麺王国

まず、驚いたのが街全体で素麺をプッシュしすぎなところ。

f:id:daicontabetai:20171222092256j:plain

f:id:daicontabetai:20171222092301j:plain

いたるところに『素麺』の文字。

これは期待が持てる。

 

僕は、素麺がたくさん置いてあるだろう地元密着型のスーパーへ行って驚愕の事実を目の当たりにする。

 

 

 

素麺が全然売っていない。

 

なぜ?外ではあんなにも素麺フィーバーしていたのに、

どうしてスーパーに売っていないのか。

 

聞いてみてさらに驚く。

 

素麺は製麺所に行くか直売所に行かないとそうそう手に入らないらしい。

そ、そんなにレアなのか…?

 

聞いてみてさらに驚く。

 

縄張りがあるのだよ、

素麺たちのナワバリが。

 

なん・・・だと・・・?

素麺の縄張り?

それって強そうってリアクションが正しいの?弱そうってリアクションが正しいの?

 

これを補足すると、

要するに各製麺所の縄張りがあって、その縄張り一帯には他の素麺は立ち入ることができないらしい。だから、素麺同士がブッキングすることがないのだという。

また、粉を卸しているとかそういう繋がりがいろいろあると、同じ粉つながりで一緒に置かれることはあるそうだ。

 

これは、すごい。

血で血を洗う戦い。骨肉の争い。

 

しかし、この制度はいかがなものだろう。

確かに一定数の顧客は確保できるかもしれないが、広がりは皆無。

しかも、旅行客が買おうとなると不便極まりない。

 

ここは、ある意味田舎独特のものがある。

そしてこの後、僕はこの不便さを痛感することになる。

有名製麺所の素麺を探す旅

僕は気を取り直して意気揚々とカーナビに製麺所の名前を入れようとして固まった。

 

そもそも有名な製麺所ってどこ?

 

そう、僕は素麺を食べないからその辺の知識を全く持っていなかった。

仕方なく、この辺が地元という方へ連絡を入れて、事情を話す。

 

「こんな寒か日に素麺て、物好きねー」

自分でもそう思う。

 

「製麺所?分からん。いつももらうからなー」

と返ってきた。

 

 

仕方なく、お礼を言って次の人へ掛ける。

 

「こんな寒か日に素麺て、物好きねー」

自分でもそう思う。

 

「製麺所?分からん。いつももらうからなー」

と返ってきた。

 

 

仕方なく、お礼を言って次の人へ掛ける。

 

「こんな寒か日に素麺て、物好きねー」

自分でもそう思う。

 

「製麺所?分からん。いつももらうからなー」

と返ってきた。

 

 

安心してください。

壊れたわけでもミスをしたわけでもありません。

同じことが三度続いたのです。

 

びっくりする、本当に。

まさかの、めっちゃこだわってはいるけれども・・・

  1. ずっと上の代から頼むところがもう決まっていて、おばあちゃんが準備するからどこのか分からない
  2. そもそも買わなくてももらうから分からない
  3. いつも近所の人が代表で何十キロとか買っているところから買うから分からない

地域ルールの癖が強すぎる。

 

僕は諦めて『食のことならこの人』おじさんへ連絡を取ると、

すんなりと製麺所の名前がいくつか上がってきた。さすがだ。

方言がきつすぎて半分以上何を言っているかわからないけれども助かった。

 

カーナビに名前を入力して車を発進させる。

田舎の細い道をクネクネと走り、途中でトラクターを追い越しながら進む。

 

到着すると、そこは閑散とした大きい一軒家のような小さい工場のような建物。

電気もついていなければ、当然人もいない。

 

これが三件ほど続きます。

 

これもまた、田舎あるある。

もちろん、急に思い立ってこんなくそ寒い季節外れに動いている僕が悪い。それは間違いない。

 

しかし、中にはこの時期でもお店を開けてくれているところがあって無事にいくつかの素麺をゲットすることに成功した!!

 

選ばれし乱世を生きる歴戦の素麺たち

群雄割拠の戦国時代に生きる、歴戦の素麺を紹介していこう。

 

まずは

島原手延べ そうめん 250g

島原手延べ そうめん 250g

 

ふるせ製麺さんのそうめん『島原の舞』

お値段は250円ほど。

シンプルなパッケージの中に5束入っていて250g。

約2Lのお湯で1~2分茹でてもみ洗い。

植物油が原材料名に入っている。

 

次に

めんの山一 手延べそうめん 5束入り

めんの山一 手延べそうめん 5束入り

 

 めんの山一さんの『島原手延べ 麺匠』

お値段は250円ほど。賞味期限の近いアウトレット品あり。

高級感のあるパッケージには極細の文字。5束入っていて250g。

1Lのお湯で30秒~40秒。

こちらにはごま油が使用されているようだ。

 

さらに

のうち製麺さんの『雲仙』

お値段は250円ほど。

ノスタルジックな印象を受けるパッケージ。5束入っていて250g。

約2Lのお湯で1分半~2分。揉み洗い。

こちらは綿実油という油。

ちなみに、のうち製麺さんのお菓子

 これが美味すぎてヤバい。

すごい懐かしくもあり、尋常じゃないくらいのパンチ力もあるお菓子。

パリパリとしっかりした食感でほのかに辛い。

お酒は飲まないからわからないが、味がかなりしっかりしているのでおつまみに良さそう。

おススメ。

 

そして最強の刺客

手延素麺揖保乃糸 上級品 300g

手延素麺揖保乃糸 上級品 300g

 

 

揖保乃糸上級品 300g

揖保乃糸上級品 300g

兵庫県、いや日本代表と言っても過言ではない

兵庫県手延素麺協同組合さんの『揖保乃糸

お値段は410円。すげぇ!1.5倍以上するぜ!!

見慣れた青く涼しげなパッケージ。6束入っていて300g。少し多い。

麺100gで1Lのお湯1分半~2分。揉み洗い。

こちらも植物油。

 

ラストはこの方

小豆島手延素麺 島の光 (250g(50g×5束)約2.5食分)

小豆島手延素麺 島の光 (250g(50g×5束)約2.5食分)

 

 元祖小豆島素麺!

小豆島手延素麺協同組合さんの『島の光』。

お値段280円ほど。

金色に輝く美しいパッケージ。5束入っていて250g。

1Lのお湯で2分間。揉み洗い。

こちらはなんと『かどや』の純正ごま油使用。

 

 

 

 

地元の直売所はネットよりも少し安く、逆に地元以外の素麺は高い。

それと、素麺の数え方は『把』だと思っていたが、説明書きにはそろって『束』が使用されていたのにも驚いた。

 

以上の5つを今回は実食していこうと思う。

 

実食編はまさかの後半へ続く…