根菜の日常と非日常

根菜(特に大根)好きな管理人が、田舎に移住して出会う日常と非日常を綴る

移住先のスーパーには、この時期カナヤマとヤジュウが生息する

どうも、皆さんこんにちは。

 

先日、夜釣りをしていたらユラユラと漂う魚がいました。

なんだろう、と覗き込むと見たことのない魚だったので

試しに網を海水に着けてみたら、自らネットインしてきました。

 

 

調べてみると、オコゼでした。

なんでしょう、魚には大変失礼ですが、顔面偏差値がFです。

例えるなら、ドドリアさんとザーボンさんを足してイシツブテで物理的に割るみたいな感じです。

 

それで、こやつはなかなか危険な魚で、刺されると手がグローブみたいになるらしいです。気を付けて棘を切って調理しました。奥様が。

僕は背後で応援しました。

 

唐揚げの甘酢あんかけにして食べました。

上品な白身は、淡白ながらもうま味が濃い。

そして、良い香りがする。ここ大事。ほのかに香る程度の心地良い香り。

大変美味でした。例えるなら、鯛とフグを足してカワハギで間接的に割るみたいな感じです。

 

さて、そろそろ題名の話しを。

 

移住先のスーパーが、面白い。

 

僕は、基本的にスーパーが、いや買い物が苦手です。

スーパーは何であんなに寒いのですか。誰に合わせているのですか。

夏場でもスーツを上着まで着込んでるタイプのサラリーマンにですか?

冬場でも半袖、半パンのガキ大将にですか?

アラスカから来ているサーモンにですか?

 

でも、ここのスーパーには見たこともない野菜や魚が売っているので、若干苦手が克服できます。

 

僕は、基本的にスーパーへ来るとかごを持って魚売り場へ直行します。

そして、今日の珍しい魚を探し、○○産というのを見て「長旅御苦労様」と声を掛けます。

 

そうこうすると、奥様が野菜売り場から野菜を抱えてこちらへやってきて、僕を一瞥すると、かごへ野菜を入れます。

どうやら、彼女は野菜売り場から回りたいタイプの人種のようです。

 

そして、最近のラインナップにこれまた不思議な魚が顔を出し始めました。

その名は・・・

 

カナヤマとヤジュウ

 

カナヤマ・・・

名古屋で言うところの『半島との玄関口』。

大学時代、友人が「じゃあ俺金山行くから」と言い、

僕が「いや、お前は河和に帰るだけだろうが」と返すと、

友人は「この前の台風で、俺の部屋(二階)の窓にワカメついてた」と言い残し、

寂しそうに改札へ消えたことを今でも思い出す、そういう駅名。

 

カナヤマの正体はすぐに分かった。もちろん、駅の名前ではない。

切り身と一緒に顔が飾ってあったからだ。

 

それは、シイラだった。

ネコズラとかマンリキとかマヒマヒとか呼ばれるシイラ

ハワイでは、ステーキやフライにして食べられるポピュラーな魚だ。

確かに見た目は綺麗な白身をしている。食べても美味しいそうだ。

 

ただ、ここはもちろんハワイではない。平凡な田舎のスーパーである。

しかし、カナヤマはブリやヒラメやタイを差し置いて売り場の三分の二を占領していた。

凄まじい影響力である。まるで、半島民の通勤ラッシュでごった返す金山駅のようだ。

 

それと、もう一つの新顔・・・

それは、ヤジュウ。

 

ヤジュウに関しては、google先生で調べても何か分からなかった。

見た目はチヌ(クロダイ)のようだが、チヌは隣の隣にチヌとして鎮座していた。

では、こいつは何者か。

 

気になりすぎたので地元の漁師に聞いてみた。

返ってきた答えは「ヒゲソリダイ」

 

こいつの名前はどうなっているのだろう。

荒々しい通り名を持ち、野性味溢れるハードボイルド「ヤジュウ」

しかし、本当は身だしなみに気を使い、小奇麗な優男「ヒゲソリダイ」

 

味は最高評価の美味さらしい。

食べてみたい方は、ハワイのようにカナヤマが売られているハードボイルドな優男が鎮座するくそ寒い田舎のスーパーへどうぞ。

 

写真は、半年ほど間に釣ったチヌ(クロダイ)。

ちなみに、こいつは20cm以下だとチ〇チンと呼ばれる大変はしたない男。

https://www.instagram.com/p/BVijwQ9BqSY/