根菜の日常と非日常

根菜(特に大根)好きな管理人が、田舎に移住して出会う日常と非日常を綴る

【回顧録編】三十路、田舎へ移住を決意(移住までの流れをまとめてみた)

皆さん、こんにちは。

コメントやブックマーク、星いつもありがとうございます。

全て目を通して、全力で自分のモチベーションへ変えています。

 

しかし朝から年末の大掃除の予定が女王様から発表され、テンションが偏差値32です。

絶望的なボーダーフリー。

 

なまじ家が広いので掃除が大変だ。

僕らの家は5~6LDKの一軒家。

そのうち使っているのは2部屋だけ。あとは猫のアスレチックと化している。

昨日、久しぶりにちらりとある部屋を覗いてみたが、中で発泡スチロールが分子化していた。意味が分からない。人類が努力に努力を重ねて発泡スチロールを一つにまとめ上げたというのに、なぜ猫は分子化してしまうのか。

僕はそんな思いを抱きながら、そっと部屋の扉を閉じた。

 

 

 

目次

移住するということ

そもそも移住って?

移住のイメージ

移住と聞いて、皆さんどのようなイメージを持たれるだろうか。

移住というのは、昨今それほど特別なものではなく、かなりハードルは下がってきている印象があるのではないだろうか。

 

移住=願望

であり、

 

移住=老後・里帰り(リタイヤ後、隠居、Uターン)

のイメージだったものから、

 

移住=自由(Iターン)

のような図式が少しずつ浸透してきている感じがする。

 

移住は読んで字のごとく、住まいを移すわけだが、当然二文字で言い表せないような現実があるので、二の足を踏んでいる方もいるだろうし、何から手を付けたらいいかわからないというのがあると思うので、それを考えていこう。

僕らの場合の移住

僕は、30歳になるタイミングで田舎へ移住した。

その時、結婚3年目で子どもは無し。

年収は400万弱で共働き、女王様も同じくらい稼いでいた。

 

名古屋・大阪出身という都会生まれの僕らは、仕事先が滋賀県と田舎気味ではあったもの不自由なく暮らしていた。

驕った言い方かもしれないが、会社でも若手でバリバリ働き、将来的な展望も見えていた。

 

が、すっぱり辞めて、全く縁もゆかりもない田舎へ移住した。

 

断っておくが、僕らはどちらかというと保守的なA型。

極力冒険はしたくなく、できるだけ石橋をたたいて渡りたいタイプ。

用意周到に動き、当日のイレギュラーに備えるタイプだ。

 

それなのに、移住を決意した。

大きな冒険に出たのだ。

 

そこには、やはりさまざまな問題があった。

懸念事項も多くあった。

それを今回いくつか紹介していこうと思う。

移住するまでの流れ

そもそものいきさつ

僕らがなぜ移住を決意したかといえば、

それはもう『縁とタイミング』これに尽きる。

 

まず、僕個人としては田舎暮らしに憧れがあって、

『離島で自給自足みたいな生活がしたい、もう都会のような息苦しい生活は嫌だ!』という非常にありふれたものが頭の中にお花畑として広がっていた。

その一方では、

『結婚もしたし、将来的な子どものこともあるし、長男だし、生活があるし・・・』と現実的なものも頭の片隅にはあって、お花畑とせめぎ合っている状態であった。

 

ただ、漠然と思っていたのは

『30歳』というのが一つのタイミングだな、ということ。

どういうことかというと、

30歳というのは、仕事では若手から中堅へ移行するタイミングであり、同時に転職を考えるタイミングでもある。よって、転職事情も大きく流れている年代。

そのタイミングで田舎へ移住し、2~3年見聞を広げてから転職活動をしても、ギリギリなんとかなるのではないか、と考えた。

 それに、30歳を超えてこの会社にいるということは、ある種もう骨を埋める覚悟ということになる、と思っていた。それも個人的には悪くなかった。学生時代のアルバイトからお世話になっている会社だったから恩義があったのだ。しかし、このまま外の世界を見ずに人生を終えてしまってもいいのかな、という気持ちもあった。それならば、役職が上がる前に・・・という気持ちがあったのだ。

 

では、女王様はどうか。

女王様も将来設計に悩んでいた。同じ会社で同じ役職。忙しく、昼夜逆転

当然、子どもができたら仕事は続けられない。どういうタイミングがベストか・・・。

なんて考えているうちに、女王様のメンタルは疲れ気味になった。元々メンヘラ気質だったが、少し故障した感じになった。

 

そこで、僕らは話し合った。

『環境を思い切って変えてみようか』と。

 

そうして、僕たちは移住を考え始めたのである。

このとき、2015年9月。

 

移住先の検討

次のステップは移住先を考えるわけだが、ここで一つ問題が生まれる。

そう、『パートナーとのギャップ』である。

 

これは、ぜひ気を付けていただきたい。

ボタンの掛け違いとか、些細なズレとか、そんな生半可なものではない重大なインシデントにつながる恐れのあるものだ。

 

まず、お互い意見が合致していたこと

それは『暖かい場所』であること。

僕らは寒がりなのである。当時住んでいた滋賀県は死ぬほど寒かったのだ。

それからもう一つ。

東海・関西圏以外であること。

自分たちの住んでいたところからせっかくなので離れてみようと考えていた。

 

それでは、行違っていたところはというと・・・

 

僕は離島を希望していた。

極力人がいないところにいきたかったし、有名動画配信者のカメ五郎さんや旭さんに憧れていたのも否めない。そして、当時アニメ『ばらかもん』にハマっていたことも起因していた。

 

しかし、女王様は違った。

女王様はより現実的なことを考えていた。

離島?台風来たらどうするの?船止まったら?飛行機飛ばなかったら?家族の不幸が重なったら?旅費は?生活が成り立つの?

 

正論。

ぐう正論。

 

ただし、ここが女王様の素晴らしいところだが、

「両方見よう」

と言ってくれたのだ。

 

そうして、僕らは移住候補へ下見を兼ねた旅行をすることにした。

実際に下見をしてみる

僕らは10月に旅行をした。

それは、僕が昔から好きで何回か旅行で訪れたこともある県である。

そこのまずは離島から攻める。

 

まぁ遠い。

ずっと船。

そんでまぁ人がいない。

大自然で人がいないならわかる。

それは良い。趣があって求めているもの。

しかし、ここはただただ純粋に『寂れて』人がいない。

これはなんか違う。

『いるはずなのにいない』は違う。

例えるなら夕方の釧路。あそこも寂しかった。

 

次の日、女王様が目星をつけていたところを見に行く。

 

ほぼ都会。

ユニクロしまむら・モス・マック・すき家・丸亀がある。

https://www.instagram.com/p/Bc5_CWQBQI8/

https://www.instagram.com/p/Bc5-vMZh_x5/

https://www.instagram.com/p/Bc5_XgshMTg/

海も城も山もある。

 

なんだここ、いいな。

帰り道、お互いの心は合致した。

 

実際に見てみることは非常に大切なことである。

大事なのは、日常の雰囲気と距離感。

街の雰囲気が自分の肌に合うか合わないか、感覚に合うか。

特に都会から田舎へ行く場合、日常の時間の流れ方が違う。

そして、距離の感覚が違う。

高速のインターまでの距離、大きめの都市までの距離、空港までの距離、駅バス停までの距離。全部大事。

 

なるべく多くの地方を見て、比較対象を増やしたほうがいい。

そして、ある時ストンとくるものがあればそこに決めればいいのだ。

移住先での生活を具体的に考える

帰ってきてからは、実際に暮らしていけるか検討を始める。

まずは、仕事。

選ばなければ仕事は田舎にもある。特に若手は歓迎されることが多い。

しかし、農業や漁業は若手不足と言っても地元の繋がりが堅いし、ポンと参加して戦力になるわけもなく、敷居は想像よりも高い。

田舎で金持ちといえば成功している農家。つまり、良い土地はもう全て押さえられている。何のノウハウもコネもない他所者が入れるスペースはない。

田舎に行って農業すればいい、なんて考えは5秒で捨てよう。

やりたければ、全身全霊を込めてやる必要がある。その場合、地域によっては農業訓練所があったり、就農者支援があったりする。そこを活用すると良い。

 

ということで、僕らは運よく面白そうな求人を見つけて、期限付きの契約社員で給料は半額になるが、やりがいをとってそこへ応募する。

そして、合格した。

このとき、11月末。

移住を決めてからおよそ2か月。

 

次に住むところを探す。

これが困った。物件はあってもペットOKが見つからない。

特に猫はNGばかりで一向に進まない。

この時の話しはこちらも参考にどうぞ

 

daicon-tabetai.hatenablog.com

 

気付いたら年が明けていた。

このとき、女王様は一足先に退職。躍起になって不動産屋さんへアタック。

これまた運よくギリギリのところで不動産が見つかり、敷金3か月分を余分に払うことで契約完了。

引っ越し業者へようやく問い合わせ、交渉をして、相見積もりをとって、あまり物がないことも幸いして20万掛からずに契約完了。

 

このとき1月末。

仕事始めは3月。絶望的なほどの時間の無さ。

湯水のように無くなっていく貯金。

実際に引っ越しをする

怒涛の引っ越し準備をする女王様、怒涛の引継ぎをする僕。

そんな一か月を過ごして、僕らは引っ越し当日を迎える。

女王様は、一足先に猫を大阪の実家へ預けてから二日前に飛行機で移住先へ。

僕は車があったため、当日引き渡しの立ち合いを終えてから大阪で猫を拾って移住先へ車で移動。

 

移動距離 約900km

移動時間 約11時間

 

猫の車移動は気を使いました。いろいろ工夫をしてほぼノンストップで行きました。

実際に猫が車に乗っていた時間は8時間ほど。

移住先では、トイレなど万全の状態で女王様がお出迎え。無事に完了。

 

これが二月の末日。

翌日からは仕事始め。

 

皆さん、もう少しゆとりを持った方がいいよ。これまじで。

僕は、この後まさかのインフル発症で一週間倒れたから逆に家のことができました。

どうしてもゆとりが持てない人はインフルにかかることをお勧めします。(嘘)

 

引っ越すときも、

ネットやテレビのことは特に田舎なので早めに契約しておくと、移住してからのラグが減ります。

ガス・水道・電気等は基本的に都会と変わりません。ガスは都市ガスではなくプロパンの可能性もあり、その場合は対処が異なります。

また、汲み取りの場合は汲み取りの契約が必要。大家さんに確認。

女王様は電気は開通しても電飾がなかったため、一日暗黒での生活を余儀なくされました。

 

特別田舎だから何かあるわけではないと思います。普通の引っ越しです。ただ、道の狭さ等は引っ越し業者と話しておく必要があります。

それと、これが離島だとまた少し話が変わってくる。もう少し本当にゆとりをもって動かないと物資が追い付かないと思います。

 

移住するにあたって調整しておくべきもの

人間関係

まずは人間関係。

両親がいる方は一応話をしておくべきかと。

心配もされるだろうし、冠婚葬祭の話しもあるだろうし、それこそ将来的に戻るのかとかそんな話をするいい機会かもしれない。

それと友人関係。

僕らは友人が少なかったので、知らせる人には知らせて・・・ってさらに減らしました。会いづらくなるだろうから、話しをしておくとよい。友情は強くても予定が合うかどうかは別問題で、当然遠くなればなるほど合わせるのは大変。

それとパートナーとさまざま確認。

移住するにあたって、特にどちらか一方の里に帰るUターン方式の場合は、相手が孤立するケースがあるのでケアは特に重要。Iターンの場合は、お互いに上手くやらないと秒速で亀裂が入る。

「だから○○って言ったじゃないか」みたいなことにならないように整理しておくとよいよ。

うちの女王様は豪胆でありながらさりげない気配りができる人なので問題ありませんでした。

保険とかディーラーとか付き合い関係

ここら辺の整理もしておいたほうが良い。

特に僕の場合は、プライベートで馴染みのある人がディーラーだったので、車を買い替えるとき、移住先まで来てくれました(車は輸送)。

いろいろ付き合いは人それぞれだと思うので、調整してください。

今後の人生プラン

移住先に行く前にある程度、こうなりたいとか、こうしていく方向、とか何かしら持っておくといいと思います。

僕らの場合は、契約の年数が決まっているので、必然的に次の将来設計を考えることになりますが、移住先でどう過ごしていくのか、永住するつもりなのか、どうなのか。

行ってからさまざま変化すると思います。だからこそ、ある程度いろいろプランを持ちながら進むと選択肢が増えて良いと思います。

 

まとめ

移住というと本当にハードルが高く、難しい印象がありますが、僕らは移住を検討して半年で移住を完了しました。

 

女王様曰く、

勢い

だそうです。

間違いないと思います。何とか生きていけます。

自分に合った場所が見つかれば、あとはタイミングと勢い。

今のご時世、仕事はいくらでもあります。

 

ぜひ、

移住しておいでよ!!

 

こんな贅沢な朝を過ごせるよ

 

移住するときに使ったリンク

いくつか移住に役立ったリンクを貼っておきます。

ご参考にどうぞ。

 

田舎暮らしを考えるサイト

www.iju-join.jp

田舎物件

www.inakanet.jp

inakanoseikatsu.com

移住ナビ

全国移住ナビ

参考になった方のブログ

ひろろーぐ